救急救命士監修!ココロとカラダのヘルスケア

医療のプロ目線で綴る、幸せに生きるための備忘録

あのミルコクロコップも?!分かっているようで分からない脳卒中の怖さ!

 本日、総合格闘家のミルコクロコップ氏が脳卒中という診断を受けて現役を引退したというニュースをみて驚きました。

 総合格闘家としては高齢とはいえまだまだ40代、人生まだまだこれからの年齢です。

 「格闘家だから頭にダメージを受けてたからだろ?」と思われるかもしれません。が、決して他人事ではありません。

 経験則にはなりますが、脳卒中を疑い搬送する人、もしくはCT画像で脳卒中と診断される方は必ずしも高齢な方ばかりではないというのが私の印象です。

 20代で発症、死亡された方もいらっしゃいます。

 そのため普段からの予防は何歳から始めても遅くないのです。

  

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そもそも脳卒中って何よ?

ここまで脳卒中という言葉を使ってきましたが、脳卒中とは具体的にどんな病気なのでしょうか?

 じつは「脳卒中」という病名はありません。脳卒中脳出血脳梗塞の事を総称してよばれる名称なのです。要は「脳に何らかのトラブルがおきた病気」というくくりです。かっこよく言うと「頭蓋内病変」です。

 

 脳出血は読んで字のごとく、脳の中の血管から出血している状態です。よく聞くくも膜下出血もこれに該当します。

 脳梗塞は脳の血管が脂肪や血管壁で詰まってしまい、血流が流れなくなってしまう状態です。

 どちらも、めまいや吐き気、麻痺や頭痛がみられ、脳出血では死亡するケースも少なくありません。脳梗塞では後遺症で手足のまひなども考えられます。

 (この二つについて細かく説明すると長~~~くなってしまうので、また詳しく今度記事を書かせてください、、、)

 

 ざっと脳卒中の説明をさせていただきましたが、大変恐ろしい病だという事は伝わったかと思います。

 

では、脳卒中はどのように予防すればいいのでしょうか。

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 脳卒中は、高血圧や高脂血症などいわゆる生活習慣からくる病気によって引き起こされます。つまり、生活習慣の改善が予防の最短ルートだと言えます。

 特に最近は血圧のコントロールに役立つ商品の登場で、以前よりも手を付けやすくなっていると言えます。

 

 例えばこの商品、ゴマペプチドの作用で血圧上昇や高脂血症に対して効果があります。

 確かに病院で処方される薬と比べてしまうとその効果は劣るかもしれませんが、日々の積み重ねなので微々たる効果もバカにできないとおもいませんか?

 

 脳卒中は確かに恐ろしい病気ですが、日々の生活を見直すことで予防できる疾病です。日々の積み重ねを大切にしたいですね。

 

 今回は脳卒中についてのお話でした。ではまた。