救急救命士監修!ココロとカラダのヘルスケア

医療のプロ目線で綴る、幸せに生きるための備忘録

炭水化物ありのダイエット!医学的観点から考えるダイエット③

こんにちは。

 今日も引き続き、ダイエット記事になります。

 前回はケトジェニックダイエットについてのお話でしたが、今回はカロリー計算によるダイエット方法についてお話します。

 

あなたは一日に何キロカロリー消費しますか?

 前々回の記事にも書いた様に、単純に使うエネルギーよりも摂取したエネルギーが多ければ体重は減っていきます。

 

夏までに痩せるために!医学的観点から考えるダイエット!① - 救急救命士監修!ココロとカラダのヘルスケア

 そのため、現在の体がどのくらいのカロリーを消費しているのかを把握している必要があります。

 おおよそになりますが、成人男性は約3000~2000キロカロリー、女性では約2000~2500キロカロリーを一日に消費します。

 しかしながら、これはその人の身長、体重、筋量、年齢によって大きく異なるので正確な数字を出すことは難しいです。そのため、体の変化を見ていきながら、摂取カロリーを変えていく方法がベストです。

カロリー計算によるダイエット方法のメリット

 カロリー計算によるダイエットのメリットは

・量を考えれば好きなものを食べられる

・一食多く食べても前後で調整できる

・食事量を変えるため、ケトジェニックダイエットに比べお財布に優しい

逆にデメリットは

・徐々に落ちるため成果がすぐに現れにくい

・揚げ物やスイーツのドカ食いはできない

といったところです。

めんどくさい人はまずは少しづつ食事を見直してみましょう

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 カロリー計算なんてめんどくさい!って方はまずは食事を少しづつ変えていきます。

 安心してください。十分痩せることは可能です。

 現在の食事で現在の体重を維持しているということは、現在の食事を少し改善するだけで体重は少しづつ落ちていくはずです。

 具体例を挙げると、ごはんを少なめにしてみる、揚げ物を控えるなどです。

 まずはその程度で1週間程度様子を見てみます。

 そこで体重の変化が無いようならまた少し食生活を見直します。

 これの繰り返しで 体重は自然と落ちていくはずです。

 ここで重要なことは、脂質>炭水化物=タンパク質の優先順で改善してほしいという事です。

 タンパク質や炭水化物を極端に落とすと、代謝が低下し、むしろ体重の落ちは悪くなってしまいます。

 

 

 ちなみに、体重はあくまでも目安であり、最終的な目標は見た目の変化ですので、体重の変化ばかりに気を取られないようにしてください。〇〇㎏痩せる!とかはあまり決めないほうがうまくいくと思います。(とは言っても落ちていく体重を見ることはモチベーションにつながりますよね)

 

しっかり計算できるひとは

 こまめにカロリー計算が出来る人は食事を記録につけましょう。

 下記サイトで様々な食べ物のカロリーを確認できます。

カロリーSlism - 栄養成分/カロリー計算

 

 そして普段の食事を計算し、どのくらいのカロリーを摂取しているか計算してみましょう。

 次はそこから1日当たり300~500キロカロリー程度少なめの食事を心がけてください。

 脂肪は殆ど脂質と水分で構成されており、1㎏あたり約7200キロカロリー程度と言われています。

 1日に500キロカロリー減らせば、約2週間で1㎏落ちる計算になります。3カ月も続ければ5㎏程度は落ちると思います。

ゼロキロカロリーは強い味方!

 カロリー計算をするうえで、ゼロキロカロリーの飲み物やゼリーは強い味方です。

 

どうしても何か食べたいときに、このようなゼリーを冷蔵庫に入れておくと、安心して小腹を満たすことができます。

 また、炭酸飲料なども空腹をごまかせるのでおすすめです。

 

工夫しながら

 このような食品を利用しながら、コツコツと夏に向けてダイエットをしていくことをおすすめします。

 何度もいいますが、努力は必ず実を結びます!!