救急救命士監修!ココロとカラダのヘルスケア

医療のプロ目線で綴る、幸せに生きるための備忘録

夏までに痩せるために!医学的観点から考えるダイエット!①

こんにちは。このブログを書いている現在が4月下旬。ということは、、、夏までもう数か月ということです!

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夏は海や川などで水着になることも多く、夏に向けてダイエットを開始する方も多いのではないでしょうか。

今回は医学的なアプローチでダイエットについてまとめてみたいと思います。

 

夏直前ではなく今からやるべき!

 まず、第一にお伝えしたいことは、体はすぐには変わらないということです。

 筋トレをしてすぐに筋肉が付かないように、ダイエットを始めてすぐに効果がでることはありません。最低でも2~3カ月は継続するべきです。

 

見るべきは体重じゃない、鏡です!

「私、水を飲むだけでも太るのよね~」という方もいらっしゃいますが、本当はそんなことありえません!

体重が一時的に増えることはあっても、体脂肪は絶対に増えませんのでご安心を。

 そもそも痩せるとはどういうことなのか、何を目的としてダイエットするのかを明確化する必要があります。

 例えば多くの方がダイエットを決意する場合、腹をへこませたい、腹筋をバキバキにしたいなどの理由ではないでしょうか。

 見た目の改善が目標であり、体重計の針が示す数値を小さくすることそのものが目標である方は少ないはずです。(体重が落ちていくことはモチベーションにはなりますが、、、)

 

 なので、体重は気にせず、あくまでも見た目を成果として重視するべきです。

 すなわち、痩せるということはスタイルをよくする=体脂肪を落とすと認識する必要があります。

 ダイエット期間は毎日、決まった時間に鏡を見ることをお勧めします。少しづつ体が変化していくことは何よりも励みになりますよ。

 

太る、痩せるは足し算、引き算

では次は体脂肪を減らす、増やす方法を考えてみましょう。

そもそも体脂肪の役割は、保温や外部からの刺激からの保護といった面もありますが、最も重要な役割はエネルギーの貯蔵です。

その時に必要でない(=余った)エネルギーを脂肪という形で保存し、飢えに対抗するという進化の賜物なのです。

 

しかしながら現代の日本人は飢餓と戦うことなど皆無に等しいため、不要と言えば不要な機能となってしまいました、、、、

 

ここまででお分かりかと思いますが、脂肪を落とすためには

食べたエネルギーよりも使ったエネルギーが多ければ、脂肪が使われていき、痩せていくという事が納得できると思います。

 

運動も大事!でも結局は食事!

ダイエットには筋トレやウォーキングなどの運動ももちろん効果的です!

が、なによりも重要なことは食事になります!

理由としては、一回の食事で改善できるカロリーと一回の運動で消費できるカロリーでは、食事の改善によるエネルギー削減幅の方がはるかに大きいためです。

(筋トレにより筋肉が付くことで代謝は向上するため、筋トレは長い目で見ればとても重要なファクターです)

 

長くなってしまったので、、、、続く、、、

では具体的に食事をどのようにコントロールするべきなのでしょうか。

次回はこの辺りを解説していきたいと思います。